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TOP   >  ニュース   >  お役立ち情報   >  【NTSが導く】M&Aのデメリットと経営リスクを徹底解説!後悔しないための事前対策

2026.4.6
お役立ち情報

【NTSが導く】M&Aのデメリットと経営リスクを徹底解説!後悔しないための事前対策

  • M&Aデメリット

監修者

大野駿介

株式会社日本提携支援 代表取締役

大野 駿介

過去1,000件超のM&A相談、50件超のアドバイザリー契約、15組超のM&A成約組数を担当。

(株)日本M&Aセンターにて、年間最多アドバイザリー契約受賞経験あり。

新規提携先の開拓やマネジメント経験を経て、(株)日本提携支援を設立。

後継者が見つからない。売上は安定しているものの、10年後の会社の姿が描けない──。中小企業の経営者の皆様から、こうした漠然とした不安の声をNTSは日々お聞きしています。M&Aという選択肢が頭をよぎる一方で、「本当にデメリットはないのか」「どんなリスクを負うのか」「失敗したらどうなるのか」といった懸念から、なかなか一歩踏み出せない方も少なくありません。

M&Aは事業承継や成長戦略の有効な手段ですが、そのプロセスには確かにデメリットやリスクが存在します。本記事では、中小企業経営者がM&Aで直面する可能性のある「落とし穴」を具体的に解説し、NTSが現場で培ってきた知見に基づいた「後悔しないための事前対策」を徹底的にお伝えします。M&Aを検討する上で「何から手をつけるべきか分からない」という方も、この記事を通じて意思決定を前進させる具体的なヒントを見つけていただけることでしょう。

M&Aのデメリットと経営リスクの要点

M&Aには情報漏洩、期待外れの売却価格、PMI(統合後運営)の失敗、プロセス長期化といったM&A特有のデメリットや経営リスクがあります。これらのリスクを回避し、後悔しないM&Aを実現するためには、適切な情報開示の線引き、信頼できる支援会社の選定、客観的な企業価値評価、そして従業員への配慮とPMIの事前計画が不可欠です。NTSは中立的な立場で、これらの事前対策を支援し、M&Aを成功へと導くための伴走を行います。

1. M&Aで経営者が直面する主なデメリットとリスク

M&Aは多くのメリットをもたらす一方で、経営者が事前に理解し、対策を講じるべきデメリットやリスクも存在します。

1-1. 情報漏洩と従業員の動揺

M&Aプロセスにおいて、最も警戒すべきリスクの一つが情報漏洩です。交渉中の情報が外部に漏れることで、競合他社への情報流出や、最悪の場合、成約に至らないまま従業員や取引先に不安を与え、動揺や離反を招く可能性があります。
秘密保持契約(NDA)の締結は基本ですが、それだけで安心はできません。特に中小企業の場合、情報管理体制が脆弱なことが多く、意図せず情報が漏れてしまうケースも散見されます。NTSが支援したあるケースでは、初期段階での情報管理の甘さが原因で、従業員の離職不安が広がり、事業継続に支障をきたしかねない状況に陥りかけました。厳格な情報管理と、従業員に対する誠実かつ慎重なコミュニケーションプランの策定が不可欠です。

1-2. 期待通りの売却価格が得られない可能性

「うちの会社はもっと価値があるはずだ」と経営者が考えていても、必ずしも期待通りの売却価格が実現するとは限りません。企業価値の評価基準は複雑であり、売り手と買い手の間には認識のギャップが生じやすいものです。
NTSがまとめたM&A情報誌Vol.1によると、「M&Aを検討し始めた中小企業経営者の悩みとして、『買い手が本当にいるのか』が見えず、相談前に諦めやすい」という小規模事業者の課題が示唆されています。また、「同じ会社でも、買い手ごとのシナジー仮説で提示倍率が変わる」ため、M&Aの価格は相場だけでは決まらないという実務的な視点も重要です。経営者の主観的な希望だけでなく、客観的な企業価値評価と、買い手の視点に立った戦略的な打診が鍵となります。

1-3. 成約後の統合(PMI)の失敗リスク

M&Aは成約がゴールではなく、その後の事業統合(PMI:Post Merger Integration)をいかに円滑に進めるかが真の成功を左右します。PMIの失敗は、企業文化の衝突、システム統合の困難さ、主要人材の流出、シナジー効果の未達など、多くのM&Aにおける課題をもたらします。
NTSが現場でまとめたM&A情報誌Vol.1の介護事業M&A事例では、異業種の大手企業と成約した際、「従業員全員が残る前提」が絶対条件となり、買い手側もこれを尊重しました。これはPMIの初期段階における人材維持の重要性を示す好例です。NTSの現場では、成約前からPMIの具体的な計画を立て、企業文化や人材の統合について慎重に議論することを推奨しています。

1-4. M&Aプロセス長期化と本業への影響

M&Aは想像以上に複雑で長期にわたるプロセスです。買い手探しから交渉、デューデリジェンス(DD:企業調査)、契約書作成、各種許認可手続きなど、多岐にわたるステップがあり、これらには数ヶ月から1年以上かかることも珍しくありません。この長期化は、経営者の時間的・精神的負担を増大させ、本業への集中を阻害する大きなM&Aのデメリットとなります。
NTSの相談現場では、M&Aプロセス中に経営者が本業に十分な時間を割けなくなり、売上が一時的に落ち込むなどのM&Aのデメリットに直面するケースも見受けられます。専門家による適切なプロセス管理とサポートを得ることで、経営者の負担を軽減し、本業への影響を最小限に抑えることが重要です。

M&Aプロセスにおける失敗回避の「磨き上げ」と「やりすぎ」の線引き

M&Aにおけるリスクを低減し、成功確率を高めるためには、適切な「磨き上げ」が不可欠です。しかし、時に「やりすぎ」が新たな課題やリスクを生むこともあります。

2-1. どこまで準備すべきか?情報開示の適正ライン

M&Aにおいて、売り手は自社の情報を買い手候補に開示する必要があります。しかし、情報開示は諸刃の剣です。情報が少なすぎれば買い手の興味を引けず、信頼を得られません。一方で、過剰な情報開示は、交渉で不利な立場に立たされたり、情報漏洩のリスクを高めたりする可能性があります。
NTSが支援したある製造業のケースでは、初期段階で過剰な情報開示を控え、買い手候補の興味度合いや真剣度に応じて段階的に開示を進めることで、交渉主導権を維持し、情報コントロールに成功しました。どこまで情報を開示するか、その適正ラインを見極めることが「磨き上げ」の重要な要素であり、「やりすぎ」を防ぐ鍵となります。

2-2. 支援会社選びの「質」を見極める基準

M&Aの成功は、どの支援会社を選ぶかに大きく左右されます。NTSが開催した『M&A仲介の光と闇 勉強会』では、「手数料条件だけで依頼先を決める」「相談先を比較しないまま進める」ことがよくある失敗パターンとして指摘されています。
NTSでは、手数料体系だけでなく、担当者の業界理解や論点整理力、買い手探索力、交渉力、さらには成約後のPMIまで見据えた支援ができるかといった「質」の側面を重視すべきだと考えています。NTSが支援したある健康診断事業の譲渡事例では、「3か月の期限付き契約」で複数の仲介会社の実力を比較した結果、最終的に希望額を提示する大手上場企業との成約に成功しました。これは、実力比較の重要性を強く示唆する事例と言えるでしょう。

2-3. 価格交渉の落としどころ:感情とロジックのバランス

M&Aの価格交渉では、経営者の感情と客観的なロジックのバランスが非常に重要です。自社への思い入れから過度な希望価格を設定したり、逆にM&Aへの不安から安易に譲歩したりすることは、後悔につながるリスクとなり得ます。
NTSが現場で支援する際には、まず客観的な企業価値評価(バリュエーション)に基づいた価格ロジックを具体化し、これを基盤として交渉を進めることを徹底しています。買い手候補の成長戦略やシナジー効果を深く理解し、それらを自社の企業価値にどう反映させるかを具体的に説明する準備が必要です。NTSが重視する指針としても、「価格ロジック(バリュエーション)を具体化して合意形成」が成功しやすいパターンとして挙げられており、感情だけでなく論理で裏付けされた交渉が、納得のいく結果を生み出します。

後悔しないためのM&A事前対策:NTSが導く実践的アプローチ

M&Aのデメリットやリスクを最小限に抑え、後悔のないM&Aを実現するためには、事前の綿密な対策が不可欠です。

3-1. M&A検討の「初動」を誤らないために

M&Aの検討を始める際、「誰に相談すべきか分からない」「自分の会社に買い手はつくのか」といった不安から、初動が遅れてしまう経営者は少なくありません。NTSの相談現場で感じるのは、「M&Aは大手のやること」「うちを買う企業なんてない」という思い込みが障壁となり、相談が遅れるM&Aのデメリットがあるということです。
後継者不在による廃業リスクが高まる中、M&Aは事業承継だけでなく、事業継続・成長のための重要な選択肢となり得ます。NTSが発信する『M&A相談窓口の役割と価値』でも指摘しているように、「M&Aという選択肢も視野に事業承継を検討したい」という報告型の伝え方で顧問税理士に相談するなど、早い段階で中立的な相談窓口へ接続し、情報収集を始めることが重要です。経営者自身のライフプランと会社の将来像を整理することから始めましょう。

3-2. 企業価値を「正しく」評価するための準備

適正な売却価格を実現するためには、自社の企業価値を客観的かつ正確に評価することが不可欠です。NTSが提唱する『お客さまの将来を見据えた戦略的M&A活動』では、中小M&Aで多用される考え方として「時価純資産 + 営業権」が挙げられています。
具体的には、在庫、売掛金、不動産、保険、有価証券などの資産の時価修正、未払残業や未計上引当金、保証、訴訟といった簿外債務や潜在リスクの確認、そして複数事業がある場合の事業別の資産・負債整理が重要となります。また、オーナー経費控除後の実態収益力を見極めるため、非事業的費用や過大費用を調整し、会社の「素の姿」を明確にすることもM&Aのリスクを減らす上で欠かせません。NTSでは、1,000件以上の相談実績を通じて培ってきたノウハウで、こうした企業価値評価をサポートしています。

3-3. 従業員の雇用維持と円滑なPMI計画

M&Aの対象は、会社という「組織」であり「人」です。そのため、従業員の雇用維持はM&Aの成功に不可欠な要素であり、経営者が負うべき重大な責任でもあります。成約前から雇用条件、処遇、企業文化のすり合わせを意識し、買い手候補と綿密に話し合うことが重要です。
NTSのM&A情報誌Vol.1で紹介した介護事業の事例では、「従業員は全員残留。経営安定による安心感」が成約後の状況として挙げられています。これは、M&Aが単なる売却ではなく、従業員の未来と生活を守るための選択肢となり得ることを示しています。NTSは、成約後のPMIを視野に入れた交渉を通じて、従業員の不安を解消し、M&A後のスムーズな移行を支援します。

3-4. 複数社比較で最適なM&Aアドバイザーを選ぶ重要性

M&A支援会社は数多く存在し、それぞれに得意分野や手数料体系、実績が異なります。安易に一社に依頼してしまうと、自社に最適な買い手候補が見つからなかったり、不本意な条件で合意せざるを得なくなったりするM&Aのデメリットが生じる可能性があります。
NTSは、M&Aを真の「提携支援」と位置付け、「売り手とM&A会社の『間』に入る中立的な相談窓口モデル」として、全国60社超のM&A支援機関との提携ネットワークを活かし、最適なマッチングをサポートしています。過去には「専任契約では他社と比較できず、前回の教訓」から、複数のM&A仲介会社を比較検討した事例もあり、比較検討の重要性が浮き彫りになっています。NTSのような中立的な立場を活用し、自社に最適な支援会社を見極めることが、後悔しないM&Aへの第一歩です。

4. NTSが現場で見るM&Aの光と闇:成功への視点

M&Aには確かにデメリットやリスクが伴いますが、NTSが現場で感じるのは、M&Aが経営者の選択肢を増やし、「後ろ向きM&A」から「前向きM&A」へ転換させる力があるということです。

実際に、NTSが支援した年商約10億円の健康診断事業を譲渡した代表は、「65歳までに引退し、自分の時間をつくりたい」というライフプランをM&Aによって実現しました。また、好調な介護事業を成長戦略型M&Aで譲渡した40代の経営者は、「自分がオーナーである必要はあるのか」と問い直し、大手の傘下で事業の安定継続と成長を図る決断をしました。これらは、M&Aのデメリットを適切に理解し、事前対策を講じることで、M&Aが事業と経営者の未来を拓く戦略となる「光」の側面を明確に示しています。

M&Aは、後継者問題を解決し、従業員の雇用と取引先の維持、さらには既存事業の成長加速や新たな挑戦を可能にする手段です。M&Aのデメリットやリスクに目を向けつつも、それを乗り越えるための具体的な対策を講じ、専門家のサポートを得ることで、M&Aは経営者にとって最良の選択肢となり得るのです。

日本提携支援(NTS)ならではの視点

NTSは、単にM&Aの仲介を行うだけでなく、経営者の皆様が抱える漠然とした不安や、「何から手をつけるべきか分からない」という初期段階の悩みに寄り添う「中立的な提携支援」を提供しています。私たちは、M&Aのデメリットやリスクを隠さず伝え、それらに対する最適な対策を共に考え抜くことを重視しています。
地方自治体との連携協定実績や1,000件以上の相談実績、そして約50組の成約を導いてきた現場の知見を通じて、机上の空論ではない、実際に起きている意思決定に基づいたアドバイスを強みとしています。最適なM&Aアドバイザーの選定から、企業価値評価、価格交渉、そしてPMI計画まで、経営者の皆様が後悔しないM&Aを実現できるよう、きめ細やかなサポートを約束いたします。M&Aは人生における大きな決断ですが、NTSは皆様が自信を持って次のステップへ進めるよう、力強く伴走いたします。


M&Aの専門家に無料で相談してみる - 03-6455-2940(10:00〜20:00 年中無休)

まとめ

M&Aには確かにデメリットやリスクが伴いますが、それらを事前に理解し、適切な対策を講じることで、後悔のないM&Aを実現することは可能です。特に、情報漏洩への対策、期待通りの価格実現、PMIの成功、そしてプロセス長期化への対応は、M&Aの成否を分ける重要なポイントとなります。信頼できるM&Aアドバイザーを選び、客観的な情報に基づいて慎重に進めることが、経営者の皆様にとって最良の結果をもたらす道です。

NTSは、M&Aを真の「提携支援」と位置付け、地方自治体との連携協定実績や1,000件以上の相談実績を通じて培ってきたノウハウで、中小企業の経営者の皆様のM&Aを力強くサポートいたします。M&Aについてご不明な点や不安なことがあれば、どんな些細なことでも構いません。ぜひ一度、NTSにご相談ください。
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よくある質問(FAQ)

赤字会社でもM&Aできますか?
+
はい、赤字や債務超過の会社でもM&Aの可能性は十分にあります。買い手企業は、シナジー効果による将来的な業績回復を見込んだり、エリアや事業の参入障壁が高い場合に、決算書上の数字以上の「のれん」を評価したりすることがあります。ただし、業績悪化の理由を包み隠さず伝えることが重要です。
M&Aの費用はどれくらいかかりますか?
+
M&Aの費用は、支援会社や案件規模、成功報酬体系によって大きく異なります。着手金、中間金、成功報酬などが一般的です。NTSでは、売り手企業からの費用徴収なしで、中立的な立場から最適なM&A支援会社を選定・紹介するサービスを提供しています。最終的な費用は、M&A支援会社との契約時に明確に説明を受けることが重要です。
従業員にM&Aのことをいつ伝えれば良いですか?
+
従業員への情報開示のタイミングは非常にデリケートな問題であり、M&Aのデメリットを最小限にするために慎重な判断が必要です。一般的には、基本合意締結後から最終契約締結前のデューデリジェンス完了後など、ある程度M&Aの方向性が定まり、成約の確度が高まってから伝えるケースが多いです。情報漏洩のリスクを避けるためにも、専門家と相談して最適なタイミングと伝え方を検討しましょう。
顧問税理士にM&Aの相談をしても良いですか?
+
顧問税理士に相談することは可能ですが、M&Aの経験が豊富な税理士であれば問題ありません。しかし、M&A経験が少ない場合や、顧問契約の変更を懸念してM&Aに反対されるケースもあります。「M&Aという選択肢も視野に事業承継を検討したい」という報告型の伝え方がスムーズに進めるコツです。税金の相談と事業承継の相談は別物と捉え、必要に応じてM&A専門の税理士やアドバイザーに相談することも検討しましょう。
M&Aはどのくらいの期間がかかるものですか?
+
M&Aの期間は、案件の規模や複雑性、交渉状況によって大きく異なりますが、一般的には数ヶ月から1年程度を要することが多いです。中小企業庁の統計では、相談開始から成約まで平均で1年程度というデータもあります。M&Aプロセスは長期戦であることを理解し、本業への影響を最小限に抑えるためにも、M&Aアドバイザーと連携し、計画的に進めることが成功への鍵となります。

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