講義内容の概要

講義では、以下のようなトピックを中心にお話ししました。

• 「なりたい姿（Will）」だけでなく、「こうはなりたくない（Will not）」からキャリアを考える視点

• 留学・インターン・起業の挑戦と失敗を通じて得た学びと、選択の積み重ねがキャリアになるプロセス

• M&A仲介会社および日本提携支援での実務経験を通じて見えてきた、事業承継・M&Aの役割とやりがい

• 後継者不在や休廃業の増加といった日本の中小企業が抱える課題、そして「情報の非対称性」を埋める仕事の意義

• 地方創生 × 事業承継 × M&Aをテーマに、今後のキャリアで社会課題に向き合う可能性

また、スライドでは大野自身の学生時代のエピソード（部活動・サークル活動・留学・スタートアップでのインターン経験など）や、M&A業界での実績・起業に至るまでの過程も紹介し、「完璧なキャリアプランがなくても、一つひとつの『こうなりたくない』を手がかりに前に進める」というメッセージをお伝えしました。

講義後の質疑応答では、
「ベンチャーと大企業の選び方」
「起業のタイミングやリスクとの向き合い方」
「地方でのキャリアと都市部でのキャリアの違い」
など、学生の皆さんから多くの質問をいただき、活発な意見交換が行われました。

今後について

日本提携支援では、事業承継・M&A支援の実務にとどまらず、大学での講義や勉強会・セミナー登壇を通じて、次世代を担う学生や若手社会人に対しても、キャリア形成や中小企業を取り巻く課題について発信してまいります。

引き続き、教育機関・自治体・企業との連携を深めながら、地域・企業・個人が前向きにチャレンジできる社会の実現を目指して取り組んでまいります。