NEWS ニュース 2025.7.18 提携先様 【提携先インタビュー vol.6】上場請負人が日本提携支援と歩む“ゆるくて深い”連携 インタビュー:ITベンチャー界のレジェンド/上場請負人「スダックス」 須田仁之氏 × 株式会社日本提携支援 齋藤あきむ(事業開発・広報担当) 須田仁之 氏 新卒でイマジニア社に入社後、大手企業にて経営企画部や新規事業を立ち上げなどを経験。その後、アエリア社にて取締役CFOを務める。上場・M&Aを主導し、複数スタートアップで社外役員を歴任。(関与先上場経験は計10社。上場企業の役員経験は現在に至るまで合計7社。) コロナ禍を契機に地方企業や自治体支援にも注力。「エンジェル労働家」として地方経営者の“愚痴聞き役”も務める。現在はM&A・資金調達・事業開発など、都市と地方の“ゆるやかな接続”をテーマに活動中。 ゆるやかな出会いと、絶えない縁から始まった連携 齋藤:本日はお時間ありがとうございます。まず、弊社とご連携いただいた背景から教えていただけますか? 須田氏:大野さん(日本提携支援 代表)とはもう10年以上の付き合いですね。彼が大学生時代からのご縁で、M&A業界に飛び込むと聞いた時も「面白いチャレンジをしているな」と感じました。独立したあともちょくちょく連絡をもらっていて、「何か一緒にやろうよ」みたいな雑談の中で、自然と関係が続いていたんです。 齋藤:独立後の2020年頃から関係性がより深くなったと伺っています。 須田氏:はい。特にここ数年は、僕の方で地方企業や自治体との仕事も増えてきて、大野くんから具体的な連携についてやりとりすることも多くなりました。 齋藤:ありがとうございます。実際に、須田さんからご紹介いただいた方々とも、深いご縁が生まれています。 須田氏:地方自治体の支援者さん、士業、事業会社など、思い返せばいろんな方をおつなぎしましたね。でも、意図的に紹介したというより「こんな人いますよ」くらいの温度感で、あえて深く説明してないんです。そっちの方が構えずに話してくれることが多いんですよ。 齋藤:ありがたいです。それがむしろ自然な流れにつながっていて、結果として良いご縁をいただいています。 須田氏:紹介しっぱなしでこっちは忘れてたりしますけど(笑)。でも、向こうで何か動きが起きてると聞くと嬉しいですね。 M&A仲介とは違う、日本提携支援の魅力 齋藤:買い手CFOのご経験もある須田さんから見て、M&A業界はどのように映っていますか? 須田氏:私は2005年頃から上場企業での買収を担当していましたが、当時は、今では上場している大手M&A仲介が創業したばかりで、業界自体が未成熟でした。成長はしたけど、今もディール重視・成約偏重の業界構造が根強い。だからこそ、御社のような中立的ポジションに大きな可能性を感じます。 齋藤:ありがとうございます。実際、大手仲介に依頼していた経営者からも「話を整理してくれてありがたい」との声をいただいています。 須田氏:必要なのは、“売る・買う”の前から話せる相手。そこに応えているのが、御社の最大の強みだと思います。 齋藤:弊社は仲介会社ではなく、“中立的な窓口”として機能していますが、他社との違いはどう映りましたか? 須田氏:M&A仲介会社とは昔からやりとりがあって、仕組みもよく理解してますが、正直なところ、成約ありきでクロージングを急ぐ印象は否めない。特に買収後のPMIやのれん回収が軽視される傾向があるのが現実です。その点、日本提携支援さんは売り手にも買い手にも寄り添いながら、ゆっくり向き合っている印象があります。 齋藤:実はそれ、社内でも意識している点です。仲介手数料をもらわないモデルだからこそ、じっくり課題と向き合える立ち位置があると思っています。 須田氏:あと、仲介って言われると、地方企業の方は身構えちゃう。そもそもM&Aに警戒心が強いので、ふんわりつないでから徐々に信頼関係を築く今のやり方は、地方との相性がいいと感じます。 価値観よりも“空気感”でつながる地方支援ネットワーク 齋藤:地方企業や自治体とのご縁は、どういった流れで生まれてきたんですか? 須田氏:きっかけはコロナですね。東京の移動が減って、時間ができたときに「東京IT資本主義 以外」で検索してみたんです(笑)。そこから地方副業や社会起業、地域支援のメルマガに登録したり、現地に足を運んだりして。現地で出会った経営者や行政職員との会話が面白くて、そこから自然に関係が続いている。仕事っていうより「合う人に出会う」感覚が強いですね。 齋藤:そこから地方企業と関わるようになったんですね。 須田氏:そうですね。ワーケーションで地方に行き、出会った地元の経営者の愚痴や悩みを聞いていて、まだまだボランティアとしての関わりですが、徐々に本業と結びついていくといいなと思っています。 齋藤:地方での活動において、どんな形でご支援されているんですか? 須田:本当に“話を聞く”ことから始まるんです。60代の経営者の悩み相談から、スタートアップの事業相談まで様々。私の役割は「外から来た信頼できる第三者」として、一緒に“愚痴を整理する”こと。最近は市役所なども絡めて、自治体連携も進めています。 齋藤:私たちも、村上市や西ノ島町との連携を進めています。一緒に訪問できたら嬉しいですね。 須田氏:ぜひ!その土地で出会った人と飲んで話すのが何よりの情報収集になりますから(笑)。 これからの展望と、日本提携支援へのエール 齋藤:最後に、日本提携支援に対しての期待があればぜひ。 須田氏:業界の構造課題に挑む姿勢は素晴らしいと思います。大野さんをはじめ、メンバーも誠実な方が多く、構えず話せる存在。今後はより多くの自治体・中小企業とつながり、“地方と都市の橋渡し役”として、社会に大きなインパクトを与えてほしいですね。 齋藤:ありがとうございます。私たちも、須田さんのような方との連携を重ねながら、価値あるマッチングを生み出していけたらと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。 【会社紹介】 日本提携支援は、約60社のM&A支援会社と提携し、M&Aをご検討するすべての経営者様(売り手・買い手)の伴走支援を行う、M&Aの総合相談窓口です。 売り手経営者様向けに、希望の条件を登録すると待っているだけでM&A支援会社からオファーが届く、完全無料のプラットフォーム「M&Aオファー」の運営をしております。 また、買い手企業経営者様向けには半年以内で買収戦略の磨き上げから案件探しまでをご支援する、「買収戦略磨き上げサポート」をご提供しております。 情報収集などの初期的なM&Aのご相談から対応可能、また、M&A以外の成長戦略や事業承継のご相談から対応可能です。 1社でも多くのM&Aに悩む企業が救われればと思いますのでご協力よろしくお願いいたします。 皆様からのご連絡をお待ちしております。 HP:https://nihon-teikei.co.jp/ 【提供サービスの一部抜粋】 ■M&Aオファー 事業承継や売却を検討する経営者様が、一度の登録で60社以上のM&A支援会社からオファーを受け取れるプラットフォームです。 経営者様は自社の条件に合った提案を比較し、ご自身のタイミングで、最適なM&Aパートナーを選定できます。 中小M&Aガイドライン(第三版)を踏まえた日本初のサービスで、公平性と透明性を重視。 登録は無料で、契約期間の制限もなく、経営者のペースで進められます。 詳しくはこちら ■買収戦略磨き上げサポート 成長戦略におけるM&A活用を支援するサービスです。 買収戦略・投資戦略を予算の算出から整理し、異業種を含む買収候補の提案から意思決定、M&A仲介会社への橋渡しまでを伴走。 補助金活用やPMIも含めたサポートにより、検討段階から実行まで一貫して支援します。 初めての買収で予算算出から相談されたい中小企業はもちろん、M&A支援会社からの提案案件の整理をスムーズに行いたい上場企業にもご活用いただけます。 詳しくはこちら 【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社日本提携支援 窓口:齋藤(事業開発・広報担当) TEL:03-6455-2940 MAIL:info@nihon-teikei.com HP:https://nihon-teikei.co.jp/ LATEST NEWS 最新ニュース CATEGORY すべて インターン 導入事例 お役立ち情報 お知らせ TAG 2025.8.29 自治体 【提携先インタビュー vol.9】地域と企業の未来を見据えた「伴走型」の連携へ インタビュー:村上市 地域経済振興課 玉木氏・伊藤氏 × 日本提携支援 齋藤あきむ(事業開発・広報担当) 経済振興室室長 玉木善行 氏 ・出身の県・市:新潟 2025.8.29 セミナー情報 【登壇報告】当社代表・大野駿介が参謀BAR分科会にて「生成AI × M&A業務の自動化」にて活用事例発表者として登壇 2025年8月28日(水)、経営者コミュニティ「参謀BAR」が主催する分科会「生成AIコミュニティ:M&A業務の自動化事例の共有」が開催され、弊社代表・ 2025.8.26 セミナー情報 【登壇報告】当社代表・大野駿介が株式会社エグゼクティブ・パートナーズ様の勉強会にて講師登壇 株式会社日本提携支援(本社:東京都、代表取締役:大野駿介)は、2025年8月25日、株式会社エグゼクティブ・パートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五 VIEW ALL